サクラグで合作しますよ〜。

2015年賀状住所無し
あけおめことよろです。

さて、2015年はじめのLUG(レゴユーザーグループ)アンバサダー的なおしらせです。

さいとうよしかずさんのブログですでに告知していただきましたが、
この記事
今年の6月6〜7日に関西・神戸で行われる大規模なレゴブロックの展示Brickfestに、
サクラグで「大規模合作」を展示しようということになっています。
Brickfestについてはこちら

日本中のレゴビルダーが終結する初めての合作ですので、
レゴブロックが好きな人ならだれでもとっつきやすいよう、テーマは「街」。
そして、開催地である「神戸」を意識。
でも、神戸市民だけでなく、日本中のビルダーが自分の全力を発揮できるような、「街」。

これまでサクラグは、活動内容がベールに包まれていて、
活動実績も謎な感じのレゴユーザーグループでしたから、
ラグってなに?入っていいことあるの?と聞かれて答えづらい思いをした人もいる・・・かも(?)しれませんが、ついに具体的に始動し、おおきな目標が生まれました!

この目標にともに突き進んでいける熱いAFOLの方々を、日本中から募集します。
ご興味をもたれたかたは、
サクラグのHP
から、参加表明をよろしくお願い致します。

私が知る限り、このBrickfestは、
レゴ社非公式のファン開催イベントとしては日本で、これまでで一番大きいイベントでしょう。

乗るしかない、このビッグウェーブに!!!






以下、補足情報です。

※ 合作に参加したい方は、LUG参加表明を1月19日までにお願いします。できるだけ早いほうが良いです。

※ サクラグでは、サクラグには入らないけど合作だけ参加したい、という要望にはお答えしていません。
合作に参加するということは、いろいろな連絡を受け取ったり送ったりしないといけませんから、
連絡手段は平等に、そして一元化しておきたいとの考えです。

※ 今のところサクラグでは、この神戸風の街という合作のみを、サクラグとして申し込み、展示するつもりです。
 サクラグ内で、別路線の合作もやろうぜ!という話になる可能性は、ないとはいいきれません(今のところはありません)。

※ 合作に参加するしないは問わず、合作とは別に個人のレゴブロック作品を展示したいという方は、KLUGさんのBrickfest申し込みフォームから各自お手続きください。


魂の文化系TV出演記録その4

さて、連日お届けしている先日のTV収録作品の裏側ですが、
今日で最後です。

今日お送りするのは、今回のからくりのなかの一番の大目玉!
そしてテレビには1mmも!そう!1mmもうつらなかったあの部分です。

じゃーん。
レゴ製・コンプレッサ!!!
自動圧力制御装置付きポンプ!!!

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この訳の分からない部品が、ドラゴンのはねをばたつかせ、
ロボットアームの指の開け閉めを一手に担っていたのです!!!

上から見るとこのようになっています。
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解説。
kaisetsu2.jpg
ポンプをプシュプシュして、自転車の空気入れのように、空気を送り出します。
送り出された空気は、圧縮するため、タンクにいれます。
タンクに入った空気は3つに分かれます。ひとつは、ドラゴンのはねやロボットアームの詰めなど、供給先へ。
もうひとつは、圧力の大きさを見るための圧力ゲージへ。
そしてもうひとつは、圧力調節機構へと。

圧力調節機構を横から見た図。
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上から見た図。
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解説。
kaisetsu.png
圧力調節機構は、シリンダと電気のスイッチ、そしてバネで構成されています。
空気が入ってくると、シリンダが無理やり伸びて、スイッチを起こします。
すると、電気がオフになって、モーターがストップ。ポンプのプシュプシュが止まります。
ドラゴンのはねを開閉したりして、空気を消費すると、タンクなどの内部圧力が下がります。
すると、シリンダの中の空気もどっかにいってしまって、かわりにバネがスイッチを倒す向きに伸びようとします。
そして、スイッチが倒れると、再び電気がオンになって、モーターがスタート。
ポンプをプシュプシュして、また空気を送り出します。
これをくりかえすことで、
「空気をどんどんつくるけど、圧力が高まり過ぎたら勝手にストップ。安全になったら、もういちどスタート」
という仕組みが完成するわけです。

バネの本数や強さを変えることで、圧力の限界値を調節しています。
こんな意味不明装置が、あの大きな作品の地下でひとしれずプシュプシュしていたんですよ~。

おまけ。
このコンプレッサ、いろいろな物に応用できます。
たとえば歯医者の椅子。




ちなみに、こちらの作品をkuramata氏から教えてもらって、大変参考にしました。



また、圧力ゲージもLEGOの純正品です。
LEGO Education 空気力学セットに入っています。
このセット、非常に勉強になるセットなので、興味のある方はリンク先を見てみてください。

さらに、この圧力調節機構を作っているときに、なんかしらスイッチに負荷がかかっていたみたいで、
スイッチが2つほど壊れました(個体差?)

スイッチが入っているセットでもっとも入手しやすいのはこれ


ですが、結局3つくらい買いました。笑
修理できないかと思って分解もしてみたのですが、その話はまたおいおい。

というわけで、4日連続で魂の文化系TVの裏話をお届けしました。

番組の本編ではチームサクラグは「負け」というストーリーでしたが、
創作活動ってのは、勝ち負けをつけられるような単純なものではありませんし、
芸能人チームを監督したプロのかたがたのお立場を考えると、あまり悔しいとは思えませんでした。

私たちは「達人チーム」として、「達人らしさ」をお見せするために出演しましたので、
その目的はあの作品で、十分に遂げられたと思っています。

個人的には、Power Functions系統だけでなく、Mindstormsや、LEGO Educationの空気力学セットまで用いて、かなりマニアックな知名度の低いレゴのからくりシステムをお茶の間に見せることができましたし、
「からくり仕掛け」の項目で満点の10点をとることができたので、とてもうれしかったです。
子供の頃からのテクニック師匠である五十川さんに、私自身の成長をお見せすることができました。

テレビ局の方にも、いろいろ要望を聞いていただき、ありがとうございました。
現場は、まさに眠らない街東京って感じで、ビビりました。笑
どんな業界でも、プロの仕事を横で眺めるのは興味深いですね。また行きたいな。

ではでは。さいごまでお読みいただきありがとうございました。

魂の文化系TV出演記録その3

さて、続きまして、どんどんマニアックな部分を紹介していきましょう。

こちら、「ロボットアーム」のブラックオクトパス君です。

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なぜオクトパスになったのか、それは、妖怪をつかむ腕の動きが妙にタコみたいだったからです。
たぶん。

ロボットアームは、妖怪(200g)を持ち上げて移動するため、根元に大きな負担がかかります。
そのままレゴのシャフトを回そうとすると、ねじれてこわれていまいます。
なので、なるべくそういった負担を逃がすよう、ラックギアを利用。

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実はこのラックギアを利用して物を安全に持ち上げる仕組みは、
阪大レゴ部で作った大型ロボット・マチカネワニの頭部を作ったときに、
自分で作った仕組み(顎の開閉。顎は4kgくらいあるのです)を流用しました。



人生、何がのちのち役立つ知識になるか、わからないものですね。

ロボットアーム本体は軽くしないといけないので、
横回転や上下動に必要なモーターは地面の下に配置しました。
大型ターンテーブルの中に軸を通して、本体が横回転しても、
動力が伝えられるようになっています。

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この作り方も、本来全く別の作品を作ったときにたまたま得ていた知識(3軸同軸回転)が
利用できたのですが、あまりにもくだらない作品のため割愛します。笑

このロボットアームの指先は、空気圧で開閉します。
空気圧の切り替えの仕組みは、ドラゴンのはねの電磁弁と同じなので、割愛。

つづいて、「妖怪がお城の中に入っていく」のしくみ。

非常に単純なベルトコンベアですが、意外と旧型の16歯ギアを大量消費したのと、
限られたスペースに収めなくてはならなかったため、小型化に苦労しました。

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ちなみに、2本あります。

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真ん中の穴の開いている部分は、妖怪の有無を調べるためのライトセンサの覗き穴です。
組み方としては、昔のLEGO Technicというか、システム系のパーツですが、
Power Functions規格のモーターや、Mindstorms NXTのライトセンサを入れるなど、
なかなか異文化の混じった作品です。

ベルトコンベアを降りた妖怪は、ふたたび回転する地面に戻ってくるため、
押出し棒で押されていきます。

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こんなの。
大して難しそうでもないし、特筆すべき点はありませんが、これも2本ありますw
というか、ロボットアームも何もかも2個ずつあります。

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敢えて工夫した点を探せば、妖怪をしっかり押し出しつつ故障を防ぐため、
クラッチギアを二重に使って、空回りが始まる限界の力を2倍に広げたくらいでしょうか。

つづく。



魂の文化系TV出演記録その2

ここでは、テレビにほとんど映ることのなかったマシンたちを紹介していきます。

まずは、アップで写った「おどるひとたち」。
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ひとつのモーターで、6人の人がぴょこぴょこうごきます。

内部の仕組みはこんなの。
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実はこの仕組みは、むかしつくった「からくりケーキ工場」や、
「Jazz session」


「からくり公園」


と同じものですが、さちこさんの絶妙なチューニングでコミカルな動きをするようになっています。
もともとは、
LEGO Education WeDo
に乗っている作例でしたが、今ではすっかり、「なかやまの定番の一手」です。

ついで、テレビでちゃんと紹介された「花火」。

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一つ目のモーターで花火の上下を、二つ目のモーターで花火の開閉を行っています。

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花火の上下も花火の開閉も、どちらも限界を超えて動かそうとすると機械が故障するので、
クラッチギア(24歯の白いギア)を挟んで、空回りできるようにしています。

また、開いたときにキレイに円形になるように、サクラグメンバーのSIGEZOさんやエッジさんが、
様々なパーツを提案してくださいました。
なんと、、、採用されたのは、チューブとT字バー!!笑

つぎに、空気圧を利用した、「はためくドラゴンのはね」。

私が思いつく限りもっともシンプルかつコンパクトに仕上がった「電磁弁」がこちら。

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Power Functionsのリモコンや、Mindstormsをつかって、このバルブを倒すことで、
空気の行き先を、「羽をのばす向き」「羽をたたむ向き」のどちらかに、変えることができます。

・・・ちなみに。
妖怪がお城の中に入ると、Mindstorms NXTの光センサが妖怪の有無を検知します。
スタジオは明るいので、妖怪がいるかいないかの判定の値を、現地で調節しました。

Mindstorms NXTが、3つのモーター(1つは電磁弁、2つは花火)を、
回したり、止めたり、逆回ししたりしています。
Mindstorms EV3を使いたかったのですが、使い慣れたソフトウェアがEV3に対応していなかったため、
書き慣れたC言語で動くNXTを採用しました。

EV3持ってないわけじゃないんだからね!

つづく。



魂の文化系TV出演記録その1

さる11月5日に放送された魂の文化系TVのレゴ対決について、
そういえば事前予告しかしていませんでしたね。

ここ大阪では11月5日に放送がなかったため、11月29日の第二回関西レゴOFF会でTBSより頂いた番組DVDをみんなで視聴しました。
というわけで、そろそろネタバレも時効でしょうか。

作品の全体図や、収録日の様子は、
さいとうよしかずさんのブログに紹介されています。

前編 
後編 

このブログではテレビに映らなかった作品の”裏の”部分を紹介していきます。

■9月

最初にお話を頂いたときにびっくりしたのは、テーマが「からくりレゴ対決」だったこと。
レゴテクニックとレゴシステムの境界と融合を愛する私にとって、
からくり作品を通して動くレゴの楽しさをお茶の間に伝えることは本当に嬉しいこと!
一も二もなく、すぐに引き受けました。

9月中は、秋長さちこさんやさいとうよしかずさんに大まかなデザインや仕様を固めてもらいました。
さちこさんからは、「どんなギミックを入れたい?」とアイディアを求められたので、
「空気圧システムをつかいたい!」と提案しておきました。

■10月初旬

仕様を満たすようないくつかのギミックを作り始め。
Facebookをつかって、さちこさんやさいとうさん、サクラグのメンバーと、
写真や動画を介して綿密に打ち合わせながら毎日製作しました。

つくることになったのは、
「花火」「ロボットアーム」「ドラゴンのはねをはためかせる」「お城の中に妖怪がはいっていく」
といった部分。
空気圧システムも使うことが決定。

部屋の様子がこちら。
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足の踏み場がありませんね。

■10月中旬

さちこさんに、回転する地面の部分を郵送してもらって大阪で動作確認。二日後には東京で打ち合わせ。
郵送を考えると使える時間は一日しかないのに、
そんな時にTBSから「大阪のなかやま宅でのロケ」という重大任務をいただきました。

阪大レゴ部の後輩が、「先輩を手伝いに来る後輩」として我が家まで来てくれたものの、
そのシーンは1秒も使われないという強烈なオチ。
おかげさまで、とんでもない量の荷物を抱えて新幹線に乗って東京へ。
花火のギミックと、ドラゴンのはねをはためかせる装置は東京のサクラグメンバーにお任せしてきました。

■10月18日

さちこ邸にて、下合わせとロケ。
ギミックに関しては、実際に合わせてみると
いろんな問題が噴出(主に私が仕様を守れていなかった)しましたが、解決策や、
残り2週間の使い方も見えたところで、急いで帰阪。

■10月後半

ロボットアームの動作がどうしても精度が出ず、Mindstormsとにらめっこしながらあれやこれやと試行錯誤。
そして、ロボットアームとドラゴンのはねを動かすための、空気圧システムが故障しまくるという不運も発生。
あまり、完璧とは言えない状態で再び東京へ・・・。

■準備日

今回の大目玉であるロボットアームと、妖怪がお城に入っていく部分のからくりが、
なかなかうまくいかず焦るばかりの私のため、
さちこさんが東京の端から端までパーツをとりに移動してくれたり、
さいとうさんが手順をきちんと整理して道筋を立ててくれたりと甘えさせていただきました。
まさに、おんぶにだっこ状態でなんとかからくりシステム完成。

ぜんぜんどうでもええけど、さいとうさんの変な写真おおすぎ。

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他にも、TBSの入り口でブーブくんと写真とってくれとか、
楽屋の鏡の前で芸能人っぽい顔するから写真とってくれとか、
カナヅチ振りかざすから撮ってくれとか、、、
ええけどさw

■収録日

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狭いスタジオ内をレゴを壊さないように運んだり運んでいただいたり、
撮り直しを食らわないようなんども練習したり、
五十川さんと三井さんと記念撮影したり、
直前に電池をすべて入れ替えたりとピリピリ緊張した雰囲気の中、準備完了&完成!!
(三井さんはスタジオにこもられている時間が長かったのでお写真すくない><)


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さいごまで気の抜けないさちこさん。
ドラゴンは、運搬の関係で分割式なのです。アタマとか取れますw
ちなみに、大きすぎて、ちゃんとブロックがくっついているか、ひとりでは確認できません。
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さいとうさんは、お城を開ける役目をになっていらっしゃるので、そのチェックなどなど。
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ドラゴンの後ろにチューブが2本出ていて、人工呼吸器みたいだと皆に突っ込まれましたw

そして、撮影スタート!

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機材すげえ!!!かっこええ!!!!萌える!!!!


・・・うまくからくりが作動したかどうかは、番組をご覧になった方だけのヒミツ。
あれ、一発収録です。撮り直しなしです。
芸能人のみなさまの驚いた表情はヤラセでも何でもなく、本物ですよ!!

というわけで、結果はともかく、個人的にはうまくいってほっと胸をなで下ろすような収録日でした。
ほっとしたので、レゴ社の副社長のコッケンバーグさんとツーショットとってもらいました!!

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関西弁と標準語のバイリンガルなりにがんばって話しました〜

■うちあげ

収録開始が深夜23時とかで、終わったのが3時でした。
そこから、五十川さんや奥様、さいとうさんさちこさんと夜の赤坂で「おつかれ〜」会でした。
すべて、何もかもが楽しいテレビ収録でした。ちゃんちゃん!