スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

LEGO社のロボット系製品についての考察 その2

LEGO社のロボット系製品(Mindstorms NXTやWeDo)について,最近思うことを書いてみます.
ハードウェアにもソフトウェアにも詳しくないいち学生のたわごとということで,あまり信憑性も説得力もありませんが,こんな意見もあるんだなと聞き流していただければ.

---


LEGOのロボティクス分野は,もっと流行の波に乗っかってもいいと思います!
流行の波とは,スマートフォン/タブレットの普及です.

・・・LEGOロボット,スマフォで動けばもっと便利になるのでは?




iPhoneやWeDoを初めて購入して,いろいろなことに気付きました.

iPhoneを使うまでは,iPAQ(Apple社のものではなく,HP社のPDA,いわゆる電子辞書)を使っていました.
当時PDAにはカメラ機能があってもそれを活かすアプリがなく,赤外線センサがあってもそれを活かすアプリがなく,そもそもアプリがWeb上に散在していて入手も管理も難しく,端末そのものが「目的」という状態でした.
ほとんどのアプリが,画面に表示されるものがすべてで,それ以外では音の入出力くらいしかありませんでした.

ところが,iPhoneが発売されて,アプリが一気にストアに集まって,しかも端末の形が1種類だからカバーやドックコネクタを活かしたさまざまなアクセサリ作られました.

そして,iPhoneのカメラを活かしたアプリ,センサを活かしたアプリ,マルチタッチを活かしたアプリといろいろなアプリが入手できるようになり,iPhoneは「センサとスクリーンを備えたロボット」として使えるようになったのです.

私がもっていないのでAndroidについては言及しませんが,androidだって同じように,カメラやセンサを自由に利用して,端末そのものではなく,ソフトウェア=アプリが目的というデバイスであることに変わりはありません.

モバイルデバイスが,それだけを求めるものではなく,アプリによって好きなように使いこなせるようになった,というのが最近の流行でしょう.





ところで,LEGO社の教育用ラインナップにしか存在しない,一般販売されていないWeDoというセットがあります.

少し,WeDoの説明をしておきましょう.

Mindstormsは値段が高く,組み立て方はLEGO Technic的で,LEGOをおもちゃとして捉えている子供たちにはすこし敷居の高い者となっています.
WeDoはMindstormsとはちがうコンセプトのロボティクスセットで,子どもにとって組み立てやすい,ポッチのついたパーツを基本としています.

たとえば,WeDoセットに入っているモータは,PowerFunctionsの小さいモータで,Mindstormsのサーボモータに比べると,小さくてポッチにくっつけられるので便利になっています.

パソコンのUSBポートに,WeDoのUSB-PFインタフェースを差し込むと,このインタフェースにある2つのPowerFunctionsポートが使えるようになります.このポートには,モータ,LEDライト,モーション(近接)センサ,チルト(傾き)センサの中から自由に2つ(0個,1個でもOK)選んで接続することができます.

WeDoには,マイコン(情報を受け取って,処理して,出力を決める部分)はありません.すべて,パソコンの力を借りています.プログラムをつくるパソコンで,そのままモータを動かすことができます.

モータやライトを動かすための電気は,パソコンからもらいます.マイクはパソコンに内蔵されているものを使います.センサーから受け取った信号をどう処理し,どのようにモータに電気を送るか決める部分は,パソコン側で行っています.

だから,WeDoは割と安い値段でロボットを作ることができるんですね.
もちろん,パソコンがないと何もできません.電気の供給がないので,モータを回すテストもできません.
既にあるものは利用する.というスタンスで割り切って作られたセットです.



一方,MindStormsNXTはどうでしょうか.

NXTは,パソコンでプログラムします.コンパイル(機械語への翻訳)を行った後,LEGOのマイコンにそのプログラムを書き込みます.プログラムを書き込んだ後は,パソコンから切り離しても自立してロボットが動きます.
複雑なものを組み立てることができるので,高校生以上向けといえるでしょう.

NXTのマイコンは優秀で,様々なセンサから入力でき,Bluetoothで他のマイコンと通信できます.
ルービックキューブを5秒ほどで解くようなロボットを作っている方もいらっしゃいます.

しかし,自立することにより,NXTは様々な制約を受けています.

一つ目は,電源.パソコンから切り離されたことにより,電源を持たなくてはいけません.電池パックはとても重いです.あとACアダプタが値段が高いです.

二つ目は,処理能力.昔のMindstormsに比べて,飛躍的に性能はアップしましたが,それでもパソコンにははるか及びません.

三つ目は,パソコンの機能を利用できないこと.最近のパソコンにはカメラとマイクは必ずと言っていいほどついています.これを利用すればもっとNXTのロボットは面白くなると思うのですが.

四つ目は,開発コスト.NXTはLEGO独自のマイコンなため,本当に値段が高いです.マイコン部は16000円以上の値段です.目の前に,NXTよりも処理能力の高いスマートフォンがあっても,マイコンがなければロボットを動かすためのモータやセンサを使用することはできません.

それでも,NXTでものすごいロボットをビルドしている方はごまんと世界中にいますので,これらの制約は大したことはないのです.
が,LEGOのいいところ・・・だれでも,いつでも楽しめる,というコンセプトから考えると,LEGOのロボティクスセットには,もっと柔軟性があってもいいのではないかなと思います.


-----


WeDoのパソコンに寄生するかんじと,NXTの独立した感じの両方のいいところをもち,
そして,世界中に普及しているスマートフォンを活用できるようなロボティクスシステムがあってもいいなと思うのです.
このシステムを,NxToとでも名づけましょう(笑)
NxToはただのインタフェースです.情報処理能力はありません.つまり,マイコンではありません.

NxToには,WeDoで採用されているPowerFunctions4極ポート,あるいはNXTで採用されている6極ポートがいくつかあります.(入出力どちらもOKなポートが10個ぐらいあれば便利ですね.)

NxToには,電池ボックスはありません.必要なら,PowerFunctionsの電池ボックスか,ACアダプタをつなぎましょう.
パソコンとUSB接続しているあいだは,電池ボックスやACアダプタは不要です.

NxToには,プロセッサはありませんが,スマートフォンに接続する端子があります.スマートフォンを接続すれば,そのスマートフォンでプログラムして,モータを動かすことができます,スマートフォンのカメラやマイク,加速度センサも利用できるので,一気にロボットのバリエーションが広がります.
また,スマートフォンのBluetoothや赤外線通信を利用して,NxTo同士の通信もできます.

スマートフォンを持っていなくても,パソコンにUSB接続している間は,そのパソコンのリソース(マイク,カメラ,情報処理能力,電気)を利用して,ロボットを動かすことができます.つまり,パソコンと接続すると,WeDoのようにパソコンのリソースが使えて,パソコンから自立させたいときはスマートフォンのリソースを利用する,というインタフェースです.

最近は,子どもがスマフォをもっているのも珍しくなく,古くなってネット通信ができなくなったスマフォを良心がもてあましている場合も十分あります.もしスマフォが無くても,通信機能なし・型落ちのスマフォなら価格も安く手軽に入手できます.
なにより,NxToはただのインタフェースなので,NXTよりもずっと価格を抑えられます.LEGO社が提供するPC用アプリとスマフォ用アプリを入手すれば,NXTよりかなり手軽にロボティクスを始められます.
ロボット作りが楽しくなってきて,もっと自由に,パソコンから離れてもつかいたくなったら,その時はスマフォを利用すればいいのです.
LEGO社側は,OSは各社に任せて,アプリのリリースをするだけで済むので,マイコンの開発やマイコンのファームウェアなどのコストが削減できるはずです.
しかも,発展途上国で100ドルPCとWeDoを使って普及してきたWeDoとも混在でき,PCよりもさらに普及しやすいスマフォを使えるようになれば,もっともっと便利になるはずです.



というわけで,ながながと書いてしまいましたが,要は,もっとLEGOのロボティクス広まれ!!っという熱い思いを書いてみました.

ちかぢかLEGO CUUSOOに提案しようと思います.










スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。