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レゴブロック・全長3m・「マチカネワニロボット」完成!!

長らく更新をほったらかしにしていましたが、大きく二つのことをご報告。

まず一つ目は、大学祭が無事に終わりました。5月2日と3日の二日間で、昨年の11月の学祭ほど必死にプロモーションしなかったにもかかわらず、1000人を越える来場者と結構な数のカンパを頂きました。
足をお運びの皆さん、そして情報を拡散してくださった各種レゴブロガー・レゴツイッターの方々、この場を借りて深く感謝いたします。ありがとうございました。



去年の5月の学祭が、二日で850名の来場だったので、順調に増えていますね。
来場者が増えすぎても入場規制・退出への誘導・部員の体力の限界・・・といろいろマイナスな面もあるので、毎年同じくらいの数で推移してくれればと思います。




二つ目は、レゴブロックでできたマチカネワニロボットが完成しました。

追記:関係者の方々へのリンクを記事の最下部に書きます。ぜひごアクセスを。

■なぜ「ワニ」を作ったのか?

このマチカネワニは、大阪大学より「課外研究奨励事業」に採択されて製作したものです。
なお、2014年は古代生物マチカネワニ(全長7m)が、阪大豊中キャンパス構内から発掘されて50周年という記念の年でもあります。
余談ですが、2013年6月に、プロジェクトが採択され授賞式があり、私なかやまが出席しました。平野俊夫総長や、東島清理事長に、机上にこっそりおいておいた阪大レゴ部のマスコットキャラクター「レゴのマチカネワニ」を置いておいたところ、ちゃんと気づいてもらえ、「いいね!」といって頂きました。また、そのとき阪大レゴ部のユニフォームも着ていたのですが、胸に「レゴのマチカネワニ」のマークがあったので、それも褒めていただきましたよ。阪大レゴ部はワニ大好きですからね。去年の学祭の合作遊園地「ULJ」もそこかしこにワニをみなさん取り入れてくださってましたし。

で、マチカネワニを作る、それも、動くロボットとして作る、と決めたのには、「レゴブロックなら、見た目も仕掛けも勉強できるし、納得行くまで凝って作れる」「子どもも女性も親近感を抱きやすいモデル」「大阪大学ならではのテーマ」といった理由があります。(テーマを決めるとき、主催者側が喜んでくれるテーマを探す、というのは重要だと思います。これが、巨大ウニだったらプロジェクトは採択されないでしょうから・・・)

■どのへんがマチカネワニっぽいのか?それは本当か?

本家マチカネワニは特徴として、
・小指と薬指の爪が、四肢すべて欠損
・背中に、長方形のウロコが四列ならぶ
・下顎の、7つ目の歯が他より大きい
という特徴があります。もちろん、レゴマチカネワニロボットも、その特徴を押さえて作成しました。

実は、学祭の直前に、マチカネワニを展示している、大阪大学総合学術博物館の方にコンタクトを取り、すぐに館長さんからみなさん勢揃いでご視察に来ていただいて、細かな特徴を確認し、ご意見を取り入れました。
やっぱり、専門家の方に見ていただくというのは大事ですね・・・実は、特徴を誤解していた部分もありました。
今後もこういう製作をしたときは、自分たちで勝手に完成度を納得しないで、関係者にはプレ公開をしたほうがいいですよ。

■動くって、どこが?どのように?

・ワニは、全体で12個のモジュールにちぎれるようになっています。スライスされた巻きずしみたく。
・しっぽの先端にモータが入ったユニットがあり、しっぽ全体を左右に振ります。
・胴体や腰、肩にモータが入ったユニットがあり、体全体が平行に左右に動きます。
・顎の先端にタイヤがあり、首を中心として顎先を振ります。
・顎が開きます。モータを2つ、デフギアで連結してパワー増強。さらにクラッチギアで開けすぎ防止、ウォームギアで電源をきっても顎が落ちず、さらにテコの原理で開くようになってます。まあ、詳しいことは実物見てね。

駆動源は、Power Functionsのバッテリー→赤外線受信部→XLモータ となっております。リモコンで動かします。
当初は、Mindstorms EV3の赤外線送信部を使って、すべてのモータを自動で動かす予定だったのですが、純正ソフトが上手く起動せず、断念しています。実際、ワニを監視する人もいない状態で、自動運転する予定もないので、これでいいかなと。

■どうやって作業を分担?

顔面は私が担当でしたが、ほとんど駆動部分のアイディアはy_kuramata氏に出してもらいました。最初、私、顎をシャフトで回して開けようとしてましたからね〜。それはシャフトねじれるわ〜・・・
ま、顔面は本当に一人でやりきりました。えっへん!
あとは、胴体のユニットも草案をだしたかな。

しっぽはほぼy_kuramata氏が統括して学部生が数名、
そして胴体やしっぽの大量生産部分には阪大の若い労働力が大量につぎ込まれました。
手や足の微妙なカーブの部分はwakaさんやYGさん、そしてクリブリコンテスト入賞常連者3名・・・と関西AFOLのそうそうたるメンツ。
最終的には、レゴはほぼ初めての女性陣やAFOLの子どもたち、そして阪大レゴ部新入部員と、本当に多彩なメンバーで最後は完成させました。

製作以外の部分、例えばパーツ代の計算とか、成果報告書の作成、成果報告プレゼン、外部講師招聘の手続き、中間発表の準備など、プロジェクト全体としては学部生が主体となって動いていました。
大学祭での解説もすべて学部生が積極的に行っていましたし、よく体力もつなあと感心してみていました。
12個に分かれるモジュールを片付けるための専用ダンボールの製作や、梱包&運搬&配線&組み立て といった技術的に難しい肉体労働も学部生の立派な仕事です。

■なぜ製作途中の報告がなかったのか?

いろんなトラブル(主に私のパーツ発注が遅かったとか、設計が甘かったとか、まあいろいろ)のせいです。
本当にもっと早く取り組んでおけばよかったなあ・・・あるいは、逆にもう少し遅くしていれば、LUGBULKも利用できたなあ。
海外と日本とは年度の始まりが違うってこととか、関税のこととか、いろいろ知識が不足してましたね。ロボコンサークルや鳥人間サークルと違って、阪大レゴ部はまだまだできたばっかりでノウハウもないんですね、痛感しました。

・「組み立て基礎知識の習得」を採択日の6月から12月まで半年もやりました。
 この間、子どもたちに説明する練習としてのレゴカフェとか、ギアの使い方講習とか、レゴスクールでボランティアとか、日本機械学会関西学生支部での展示とか、大阪市立科学館での展示とか、いろいろやってましたが。

・「外部講師の招聘による技能の習得」(レゴアンバサダー さいとうよしかず氏と、レゴ テクニックマイスター 五十川芳仁氏の豪華2名!)がなんと年度末ぎりぎりの1月!!
もうほんと、よく開催できたなあのレベルですね。大阪大学の中之島センターをお借りしました。使用料の件で交渉しまくりました・・・・

・実際にパーツが届ききって組み立てが始まったのが、3月前半。たった6日で0から組み立て!!!という意味不明なスケジュール。

そう。あのマチカネワニ自体は、
(1)ある日、4時間かけて私が胴体のユニットを考案
(2)3月5日終日、学部生が胴体ユニットを大量生産。
(3)3月6日終日、社会人も手伝い、ワニ側面を大量生産。頭部製作開始。
(4)3月16日終日、頭部いったん全破壊。しっぽの設計が見直しされ、0から製作。
 社会人も手伝い、四肢がほぼ完成。
(5)3月17日終日、頭部やりなおし、しっぽ補強。
(6)3月18日終日、頭部大体完成、しっぽ補強。
(7)3月19日終日、頭部接着終了、梱包用ダンボール製作。梱包。
(8)4月27日、足の甲やり直し、不足していたパーツの組み込み。
(9)5月1日、博物館の方視察。梱包と開封の練習。細部の作り込み。
(10)5月4日終日、太もも改良、頻繁に外れる部位の接着。全員で細部の作り込み。



というとてつもなく短い期間(7日間くらい)で0からできたものだったのです。
いやぁ、おどろきですね。

■どこで見られるのか?

上述のように、5月の学祭で一日だけですが展示していました。
2014年7月から8月までは、大阪大学豊中キャンパス近くの、大阪大学総合学術博物館 にて展示の予定が決まっています。
他にも、大阪市立科学館や、日本機械学会関西学生支部、大阪大学クリエイティブユニットなど、関係のある団体には積極的に展示を働きかけていってもらいます。せっかくつくったのにダンボールにしまったまま倉庫に眠るじゃかわいそうですから。

もし、展示して欲しい!というお声がありましたら、ぜひ阪大レゴ部のHPからご連絡お願いします。
体積的にはワンルームマンションの浴槽一つ分くらいですが、12個のモジュールに分かれるので普通自動車で運べます。
なにより阪大レゴ部の有能な学部生たちが抜群の梱包技術・運送能力を持っているのは心強い!都合さえ付けばたくさんの人にみて欲しい作品ですね。





プロのカメラマンに撮っていただいた写真があるので、また近々アップします。
長文をお読みいただき、ありがとうございました。


大阪大学レゴ部HP
大阪大学HP
課外研究奨励費 伝達式の様子
大阪大学総合学術博物館

日本機械学会関西学生支部 メカライフの世界展
大阪市立科学館
レゴスクール
大阪大学 大学祭HP

さいとうよしかず氏ブログ「アレゴレ」
五十川芳仁氏HP「LEt's GO Studio」
y_kuramata氏のブログ「enthusiastick building」
マチカネワニ とは


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